しいたけの原木は、どんな木でもいいと思ってしまいますよね?
木の種類だけでも、20種類以上あり、しいたけの原木をなんの木をつかっても、栽培に影響はないと思ってしまうでしょう。
しいたけの原木には、適した木があります。
本記事では、しいたけの原木の種類はなんの木や太さについて紹介します。
- しいたけの原木の種類のメリットやデメリットがわかる
- しいたけにはなんの木をつかえばいいかわかる
- 理想な太さや何回つかえコツについてもわかる
木の太さだけでも、何年ももって効率よく栽培するには、必要な道具と体の負荷がからないように、原木の運ぶコツがあります。
休みの日に重い原木の運ぶ際、慣れていないと疲れてしまうので、負担を減らすと、継続して栽培ができ筋力がついて引き締まった体を自慢ができます。
本記事では、しいたけの原木の種類はなんの木や太さについて紹介します。
\しいたけ歴5年の道産子のおすすめ!/
【しいたけ原木の種類】うまく作るときにおさえておきたい知識って?
しいたけの原木といっても、どのような木をつかっていいのか迷いますよね。
木には、針葉樹の木と広葉樹の木の2種類があります。
しいたけの原木には、サクラやカエデの木などの葉が広い木は、針葉樹の木などの、イチョウやカラマツ、モミよりも、しいたけの栽培に適しています。
針葉樹の木は、広葉樹の木より樹脂成分が多いため、しいたけの栽培には向いていません。
樹脂成分が多いと、適度な湿度を好むしいたけにとっては、樹脂が成長のさまたげになってしまうことです。
しいたけが、なかなか大きくならないときは、樹脂成分がじゃまをして、大きくならないと放っておくと、しいたけの石づきの部分が変色したり、腐ることがあります。
広葉樹の木か針葉樹の木なのか、木の種類を確かめてみましょう。
原木をつかって、しいたけを栽培する場合は、樹脂が少ない広葉樹の木が最適です。
しいたけの原木はなんの木がいい?ド素人がはじめに知っておくべきこと!
しいたけは、針葉樹の木での栽培には適していません。
しいたけを栽培するときに、広葉樹の木とくらべると、かるく扱いやすいです。
針葉樹の木は、日曜大工で電動のこぎりをつかわなくても加工しやすい柔らかくかるい木なので、初めてのひとでも手軽にDIYを楽しまます。
ですが、しいたけの栽培のときは、針葉樹の木の特徴のかるく柔らかいと、木が腐りやすいからです。
しいたけの栽培には、適度な湿気が必要なことから、針葉樹の木をつかってしまうと、環境しだいで1年しかつかえないことがあるためです。
しいたけを原木で、栽培をするときには、木が硬く腐りにくい長持ちする広葉樹の木を選ぶようにしましょう。
しいたけの原木の太さは?美味しさを追求するなら最初に覚えること☆
しいたけの原木は、理想の太さは30㎝が理想の太さです。
あまり細い木をつかうと、木の栄養が少なく思っていたよりも収穫できずに木の寿命も短くなるので、長期的にしいたけの栽培を考えているひとには向いていません。
原木が細いと、収穫量が少ないことと、しいたけが小さいデメリットがあります。
しいたけの木の太さが、10㎝~15㎝だと菌種を打ってから、しいたけができるまでの時間が短いメリットがあります。
しかし、木の使用期間や見栄えがいいしいたけを栽培したいときには、太さが30㎝長さが100㎝の大きさの原木を選ぶと、収穫量や大きなしいたけができます。
太さが30㎝、長さが100㎝の大きさになると、30㎏~40㎏と小学生4年生くらいの体重ほどになり、設置する場所に運ぶだけで苦労してしまいます。
その様なときは、木の太さは変えずに長さを調整して、簡単に運べるようにすることです。
しかし、30㎝以上の木をきる際に、ふつうののこぎりをつかっていては、時間がかかり木をきるだけで1日が終ってしまうことがあるので、持ち運びが簡単なコードレスのかるい電動のこぎりを一つ持っておくと、スムーズにでき仕事に影響はしません。
しいたけの原木を30㎝ほどの太さにすると、スーパーマーケットで売っているしいたけより見栄えがよく新鮮なしいたけが栽培ができます。
しいたけの原木は何回使える?ライフスタイルを考えないと損をするかも!
しいたけの原木は、環境によってつかえる回数がちがいがでてきます。
原木の太さや長さ、環境によって何回つかえるのか違いがでてくるからです。
日本といっても、北海道から沖縄まであり、気候が全然異なり、しいたけを栽培する時期のバラつきがあります。
北海道では、10月下旬から、だんだんと涼しくなり雪が積もる場所があり、沖縄では、1年中暖かい気候ですが、台風やスコール(雨)が多いと、湿気が多く洗濯物を干してもなかなか乾きにくい気候なので適さないです。
北海道は、寒暖の差がはげしくしいたけができないと思われがちですが、しいたけは、気温が下がると甘みを引き出す効果があります。
湿気が多い土地は、適していると、勘違いされやすいです。
しいたけの原木の太さや長さで栽培に影響がでますが、気候での原木の状態維持しないと長くつかえません。
【しいたけ原木のコツ】効率よく進めるために用意するものって?
しいたけを原木でつくるときのコツは、3つの道具を用意しておくと、効率よくできます。
電動のこぎりとドリル、噴霧器の3つです。
- 電動のこぎり
- 電動ドリル
- 噴霧器
電動のこぎり
しいたけの原木は、太さ30㎝長さ100㎝が理想な大きさですが、約30㎏の重さがあるので、持ち運びがたいへんです。1人で運ぶ際には、自分のペースで休みながらできます。
ですが、すべての原木を1人で運ぶとなると、疲れで運ぶ時間より、休む時間のほうが多くなってしまうことがあります。
木の扱いに慣れていないと、木のどの部分をもったら運べるのかわかりません。
また、家族と一緒に運ぶ際は、重さは軽減されますが、2人の呼吸が合っていないと、手が滑ってしまい足に落として大けがをします。
できれば1人で運びたいですが、木の扱いがはじめてのひとには、1mを運ぶだけでもひと苦労です。
台車があると運ぶときに便利ですが、運ぶ場所がコンクリートで整備されていないことが多く、台車をつかってはよけいな体力が消耗します。
家の中で栽培できるキットやスーパーマーケットで買ったほうが安く感じてしまうからです。
しいたけの栽培キットは、手軽につくれますが、おいしさをくらべると原木でつくったしいたけのほうが、香りや栄養価、コストも段違いです。
スーパーマーケットのしいたけは、香りや味が落ちているので、論外です。
ですが、原木での栽培がむずかしいというひとは、しいたけの栽培キットで慣れてから原木栽培を挑戦するのも1つの方法です。
\しいたけ栽培キットで食卓の一品に!/
電動ドリル
原木に菌を込める際に、電動ドリルがあると効率よくできます。
代用できるいろいろなものがありますが、しいたけを原木でつくるなら、持っておきたい道具の1つです。
電動ドリルの代用できるものは、金づちとくぎやアイスピックなどの、とがったものがあればできますが、くぎやアイスピックは、常備している家庭は少なく買う必要があります。
また、くぎやアイスピックを深く押し込まなければ、菌種がはいる大きさの穴があけることができないことがあり、何度も抜いて刺しての連続で手にまめができ、仕事でペンやパソコンなどを頻繁につかうひとは、仕事に集中できないと困りますよね。
菌種の大きさで、電動ドリルの先端が変えることのできるものを選ぶようにしましょう。
\コードレスの電動ドリル/
噴霧器
しいたけを原木で栽培するときに、便利な道具の1つです。
梅雨に時期や乾燥した時期もあるので、必要になってきます。
適度な湿気がないと、しいたけは原木が乾燥して木の栄養を生かすには、しいたけに水分が欠かせません。
原木の水分が減ってくると、菌種に栄養がいかずに、小さなしいたけしかできないためです。
しいたけの原木に観葉植物につかう霧吹きでは、水やりに時間がかかります。
1本の原木だけでも、菌種は10ヵ所以上もあるので、霧吹きで原木に水やりをすると、大きなバケツに並々に水を用意しても、1度では足りなく何度も蛇口まで往復のくり返してしまうからです。
噴霧器があると、1度水の用意をするだけで、すべての原木に水を与えることが可能です。
また、しいたけでなく庭にある花や野菜にもつかえるので、家に1台置いておくといろいろなつかえます。
\家にあると便利な噴霧器/
しいたけの原木を運ぶときのコツ
しいたけの原木を運ぶ際のコツは、転がして運ぶ方法です。
持って運ぶより効率よく、しいたけの原木を少しの力で運べます。
持って運ぶには、多く運べませんが、転がして運ぶと少なくても3本の原木を移動させることが可能です。
- 運びたい方向に原木の長さにあわせておく(ツルツルした木が転がしやすい)
- 設置したらしいたけの栽培につかう原木をおく
- 設置場所まで転がしていく
この方法は、土の上で運ぶときに有効です。
1~3までの工程で何回も運ぶと、土台にしている木が、くい込んで埋まってしまうので、注意してください。
また、ツルツルの木と言いましたが、しいたけの原木を土台にすると、土台の原木と転がす原木を運べるので時短です。
ですが、木の扱いに慣れていないと原木の移動する手間がでてきます。
はじめは、原木以外の木を土台につかい運んでみましょう。
転がして移動する場合は、なるべく近い距離にすると、土台にする木が減ります。
転がすにも、あまり長い原木のときは、電動のこぎりでカットすると、より効率よく運べます。
\充電式で持ち運びがラクな電動のこぎり/