知人のすすめで何となく始めた原木椎茸栽培が、意外に手間がかかり途中でやめたくなった経験はありませんか?
原木栽培は、菌床栽培と比べて手間がかかるため、最初は大変に感じるかもしれません。
椎茸の原木栽培は、ほだ木になる原木の用意からはじまり、菌込め浸水時間など菌床栽培よりも作業量の多さに考えが甘かったと思っているはずです。
本記事では、椎茸原木を水につけると、シロアリや浸水時間を知る原因と理由を紹介します。
- 椎茸の原木をつける理由がわかる
- 原木にシロアリがつく原因がわかる
- 椎茸原木の浸水時間や管理方法がわかる
簡単にできると聞いて、何となく始めた原木椎茸栽培は、意外に手間がかかり、途中で挫折しそうになった経験はありませんか?
原木栽培は、菌床栽培と比べて手間がかかるため、最初は大変に感じるかもしれません。
椎茸の原木栽培は、菌をこめ温度や湿度の管理ができれば、黙っていてもたくさんの椎茸ができます。
しかし、ネットや書籍を見ていくうちに、放っておいても椎茸ができるのか不安になってしまいます。
ネットなどにのっている情報のほとんどが、業者向けに書かれているものばかりなので、家庭でつくるには難しく感じて当たり前です。
菌床栽培と原木栽培のちがいをおぼえて、迷うことなく椎茸栽培をたのしんでください。
本記事では、椎茸原木を水につけると、シロアリや浸水時間を知る原因と理由を紹介します。
椎茸原木を水につける理由は?ずぼらな性格でもおいしく育つ?
原木に水につける理由は、椎茸の菌の促進ためにします。
原木全体に菌が行きわたっていないと、おなじ大きさの椎茸ができません。
水につけて刺激を与えることで、原木に椎茸菌が行きわたってくれないと、大きさがバラバラの椎茸ができてしまいます。
しかし、ほだ木の年数によっても水をつける時間ちがってきます。
古いほだ木ほど、ながく水につけないと菌がまん延しない特徴がありますが、12時間から24時間を目安に決めなければなりません。
雨が降る日にシートをはがしておけば、原木に水分が吸収してくれるので簡単です。
それでも原木が乾燥ぎみのときは、原木の切り口と表面に洗車ホースで水をかけてください。
水をつけることは、原木に菌をまん延させ椎茸の大きさを均一にする効果あるからです。
椎茸原木にシロアリがついた!ド素人でも簡単にできる駆除方法は?
原木栽培していると、シロアリがついていることがあります。
とくに梅雨の季節は、発生しやすい時期です。
シロアリは、じめじめしてうす暗く木くずがおおい場所にいます。
木に穴を開けるだけでなく、椎茸菌も食べ尽くすので早めに駆除する必要があるからです。
複数の原木がある場合、すべての原木がシロアリのエサにならないように、注意深く原木をみる必要があります。
ちかくにプランターや植木鉢を置いている場合、片づけなければシロアリの発生率が高くなるので気をつけなくてはいけません。
また、あまり気にし過ぎると、湿度が不十分で椎茸の発育に影響がでてくるので注意が必要です。
定期的にシートを取って風通しの良い環境をつくり、それでもシロアリがでたときは、専用のスプレーで駆除すると有効です。
【椎茸原木の管理】神経質になりすぎは要注意?
原木を管理するには、まわりに物を置かないようにします。
シロアリはじめじめした場所だけでなく、原木の周りに置いている物陰に巣を作るからです。
ちょっとした環境の変化にも適応できますが、湿度と温度の調整やシロアリ駆除を手抜きするとそだちが悪くなります。
あまり厳しい管理や神経質になり過ぎると、むしろ椎茸の成長をさまたげてしまうことがあるので、よけいな時間とお金をかけることになり、椎茸の成長にも影響が出てしまうかもしれません。
物陰にいるや害虫に気をつけて、神経質になりすぎないよう楽しんで育てることが大切です。
椎茸原木が黒いのは病気?大きくなってきたらみるべき場所とは!
椎茸の原木が黒い斑点が出ている場合、それは病気の兆候です。
まず、成長してきたら、原木の表面を注意深く観察してください。
黒い斑点や変色がある場合、それは真っ先に取り除くことです。これによって他の椎茸に広がるのを防げます。
原木の表面だけについているときは、水洗いしてちいさなブラシでこするととれる場合があります。
さらに、椎茸の原木がどこに置かれているかも考慮します。原木は適切な湿度と通気性のある場所に置かれるべきで、湿気がこもらないように気をつけてください。また、直射日光を避けることも重要です。
適切な環境条件を維持することで、椎茸の健康を維持しやすくなります。
最終的に、椎茸の健康を確保するために、定期的なケアと観察して黒く変色しないようにすることです。
早めの注意と適切な環境管理で、美味しい椎茸ができます。
しいたけ原木の浸水時間って?虫がほだ木につかないグッズを紹介!
しいたけの原木に浸水させる時間は、原木が完全に水を吸収するまで、約12〜24時間です。
しいたけの種類や原木のサイズによって異なり、古いほだ木は新しいものより、ながく浸水する必要があります。
虫対策には、しいたけの袋やシートや駆除スプレーなど便利なグッズがあります。
シロアリ対策は、風通しを良くしてシートをかぶせることに加え、シロアリが発生した場合は、専用のスプレーを使用して駆除することも有効です。
原木のまわりの落ち葉や枯れた植物の残骸を取り除き、原木の周囲を清潔に保つことで、虫の侵入を防げます。
風通しを良くし、シートをかぶせてもシロアリが発生する場合は、専用のスプレーを使用して駆除することです。
浸水時間がながいとシロアリの発生につながるので気をつけなければなりません。
休みの日にスプレーでシロアリを駆除しきれないときは、置いておくだけでシロアリ駆除できるものを検討してみましょう。
しいたけ栽培は楽しい趣味であり、美味しいしいたけを収穫できることが魅力的です。適切な浸水と虫対策して、豊かな収穫を楽しんでください。
\置くだけでシロアリ撃退/